共栄興業株式会社
−建設コンサルタント(地質調査・解析・設計・施工)
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接地(アース)とは |
アース(接地)は電気設備と大地の間に、確実な電気的接続を実現しようとする技術で、接地のことを英語ではearth(アース)、米語ではground(グランド)と言います。接地される設備には電力設備、通信設備、コンピュータ、避雷設備、電気防食設備などさまざまな設備が有ります。接地を行う目的は、安全のためもあれば、通信を明瞭にするためもあり、大地を回路の一部として利用するための接地もあります。当社では、接地に関する地盤の調査から、解析・設計、施工までの一貫した作業を請け負っています。お気軽にご相談ください。 |
接地調査 |
浅い地盤の調査では、電極棒(φ14mm×1.5m)を地面に打ち込み、電気を流して抵抗値を測定します。深い地盤の調査では、深さの3倍ほどの距離の所にピンを挿し、電気を流して抵抗値を測定します(電気探査)。測定値をもとに解析をして、各地層の比抵抗値を推定します。 |
接地設計 |
浅い地盤の電気抵抗が低い場合は、棒状電極工法が適しています。「ちょっと比抵抗値が高いかな?」程度であれば、帯状電極工法で対応可能です。浅い地盤の電気抵抗が高い場合は、電気探査による調査結果により、比較・検討を行って適切な工法を提案します。広い敷地がある場合は、帯状電極工法で施工可能ですが、敷地が無い場合は、深埋設(ボーリング)電極工法となります。 |
接地工事 |
棒状電極工法は、インパクトハンマーを使用して、φ14mm×1.5mの電極棒を地面に打ち込みます。帯状電極工法は、小型のバックホウを使用して、幅0.5〜1.0mで深さ1.0m程度の溝を掘り、電極材を埋めます。深埋設電極工法は、ボーリングによりφ90〜115mmの孔を掘り、電極材を埋めます。ボーリングは、地盤の硬さや深さにもよりますが、数mの狭い敷地でも施工可能です。 |
施工実績 |
西日本魚津線深埋設電極接地工事
富山貨物構内支障移転工事 佐藤鉄工接地改修工事 喜寿園接地工事 久婦須川ダム接地工事 株式会社広瀬アルミ接地工事 日本カーボン受電変電所接地工事 上市川ダム警報局接地工事 高圧受配電設備接地抵抗不備ヶ所修理工事(大島企業団地協同組合) 株式会社不二越油圧走行モータ工場接地工事 株式会社高岡機械工業センター接地工事 入善浄化センター風力発電接地工事 砺波総合庁深埋設接地工事 ローソン接地工事 |
ホクデンEP−1 |
当社では、帯状電極工法、深埋設電極工法にホクデンEP-1を使用します。EP-1は導電性を持たせた特殊なコンクリートで、強度や耐久性は通常のコンクリートと同じです。地中に埋設する電極材をこのEP-1で包むことにより、腐食や電食はほとんど発生しません。すなわち、アースに上部構造物と同等の供用年数を持たせることができます。詳しくは、(株)ホクデン、接地工法研究会のホームページを参照してください。 |
接地工法研究会 |
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